ハッカソンに参加してきました!

はじめに

先日、BIPROGY株式会社様主催のハッカソンに参加してきました.
ハッカソン(”Hackathon”)とは,「技術的な」ということを意味する”Hack”とマラソン(marathon)の”athon” を組み合わせた言葉です. ハッカソンでは, 短期間で集中してソフトウェア開発を行います.(今回は3日間,計30時間.まさしくマラソンですね)

そんなハッカソンの経験談を投稿してみたいと思います.

参加の経緯

私が本ハッカソンに参加したのは,スカウトをいただいたことがきっかけです.
スカウトをいただいた時は,ハッカソンの存在も知らず,研究室の先輩に相談をして参加を勧められたことで参加を決意しました.

結果としては良い経験となったので,アドバイス通り参加して良かったと感じています!

ハッカソンの流れ

本ハッカソンは,様々な背景の人が集まり,チームを作っていくところから始めました(あらかじめチームを組成して参加するものもあるようです).そのため,初対面のメンバーと短時間の自己紹介のみで話を進めていく必要があり,その点で苦労したことを覚えています.
この時点で役割分担をするのですが,私はチームリーダーを任されることになりました.ハッカソンに初参加でチームリーダーと言うのは荷が重かったですが,最終的には良いものを作り上げることができたので,思い切ってやってみることの大切さを学んだように思います.

チームビルディングの後はハッカソンの課題についての説明があります.ここで大切となってくるのが,最終目標を見誤らないことです.ハッカソンは時間がとにかくありません.目標を見誤り,方向性を間違えると作品を完成させることが非常に難しくなります.
また,このタイミングでチームメンバーのスキルセットを確認しておくことも重要であると感じました.初対面のメンバーが集まるため,今後の作業でどのようなことが実現できて,あるいは実現できないのかと言うことを知っておくことで,素早い意思決定ができます.

ここまでくれば後は手を動かすのみです.メンターさんや技術サポートさんを積極的に頼りながらこれまでの議論を形にしていきましょう.

学び

本ハッカソンを通して学んだ事は,目的を見失わないことが重要であるということです.
もちろん技術的なスキルを持っていることも重要ではあるのですが,その点は皆で支え合うことができます.しかし、目的を見失うと,チーム全体の方向性が誤ったものになりかねません.

この事は普段の研究についても言えることかなと思います.ハッカソンにおいては,特にこのことが時間という制約によって突きつけられます.目的を見失うと作品を作り上げることができないだけでなく,良い評価をいただくことも難しくなります.

私のチームはその点について特によく議論し,最終的に良い評価をいただけたと振り返って感じています.

最後に

初参加のハッカソンでしたが,オーディエンス賞(全参加者による投票で優秀な作品を投票して決定される)を受賞することができました.
はじめての環境に飛び込む事は勇気が要ることかもしれませんが,いざやってみるとそうでもなかったりします.ぜひ,本研究室に配属されることになった学生さんは,積極的な意見やチャレンジをしてチャンスをつかんでみてください

(私たちのチームが表彰された時のスクリーンショットです.)

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